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例大祭(春祭り) 4月第三日曜日

春の例大祭は若御子神社にとって、年間を通して最大のお祭りです。
前日より参道両脇に幟旗を立て、しめ縄の紙垂(しで)を差し替え、本殿、弊殿、拝殿、境内を清掃し、神域の『気』を清めます。

何日も前から神官や氏子総代、崇敬者の手により、地元氏子や講中講社、祭典招待者のお札を用意して準備を整えます。
前日、当日の奉仕者は各区より約40名、氏子総代10名、楽師数名、消防団警備数名、合計60人規模の態勢になります。
斎主祭員は宮司・禰宜・権禰宜他祭員数名、また、神社本庁より献幣使をお迎えし、厳かに執り行われます。

若御子神社の春の例大祭では、大口真神(お犬様・オオカミ信仰)の御眷属貸し出しを行います。
神様のお使いであるオオカミ様を1年間お借りして自宅の神棚にお祀りすることにより、あらゆる災いを除くことが出来ると言われています。
地元の氏子は基より、近郊や他県からも崇敬者や講中講社の人々が訪れて大変賑わいます。

神楽殿では秩父市指定の無形民俗文化財、「浅間神社神楽」が奉納されます。
これは神明社神楽と同様に、上州新町の住人徳丸が伝授したといわれ、大滝の滝の沢神楽、三峰神社神楽とともに同系統の神楽です。
神楽は全部で18座、座外として「狐狩り」「蚕神」の2座があります。同系統の神楽と異なる点は、最初と最後に素面の神官が舞う「奉幣」が特徴的です。

 

 

 

 

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