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橋立鍾乳洞
石龍山橋立堂

石龍山橋立堂

直立した大岩壁の下に食い込む様に建てられた橋立堂は、秩父の名峰「武甲山」の西の端に位置し、江戸中期に建立されたものです。ご本尊は馬頭観世音座像で、木造寄木造りの漆箔3眼3面6臂、鎌倉時代の優秀作です。秩父札所の中で馬頭観音を本尊とするのは橋立堂ただ1つです。

背後の約80mもの切り立った石灰岩の大岩壁の基底部、えぐられた部分に「岩かげ遺跡」があります。ここからは縄文式土器最古の形式の土器や石器、弥生式土器、土師器(はじき)などが出土し、縄文時代草創期から古墳時代後期までの長い年月に渡り使用されたことが分かっています。秩父市指定史跡となっています。

橋立堂の前の橋立川に沿った道は、武甲山へ登る表参道でもあります。駐車場そばに登山届けの箱が設置されています。橋立堂の境内には、無料駐車場の他、食堂、売店、喫茶店などがあり、武甲山から下りてきた登山者の休憩所にもなっています。

橋立鍾乳洞

橋立鍾乳洞見学
営業期間:3月〜12月第二日曜日まで(冬季は閉鎖)
営業時間:8:30〜16:30(入場は16:10まで)
定休日:期間中無休
入場料
大人:200円
子供:100円
駐車場:約20台(無料)
連絡先:0494-24-5399

洞穴の長さは約144m。標高差は約33m。
内部は鍾乳石や石筍(せきじゅん)、石柱などが多く見られ、「弘法の後ろ姿」や「下り龍の頭」などの名前がついています。多層構造的な縦穴となっているため、急な階段を少し上っては、平坦な道を奥へ奥へと進んで行きます。
入場料を支払い建物の中を通り抜けると、道は二股に分かれ、左に下っていくと鍾乳洞の入口があります。
右の上り道は、洞内を約33m登り切った後の出口からの道です。一方通行なのでご注意ください。