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浦山ダム

浦山ダム

コンクリートで作られたダムで、湖からの水圧をダムの重さで支える重力式コンクリートダムです。
ダムの体積は約175万m³、これは東京ドームの約1.4杯分です。ダムの高さは156mあり、重力式コンクリートダムとしては全国で2番目の高さになります。
総貯水容量 5,800万m³。

ダムの頂上からは秩父市内を一望できたり、美しいさくら湖を望むことができます。
左岸側(下流からダム本体を見上げた場合は右側)には498段の階段があり(高低差 124.5m)、利用時間内でしたら自由に登り降りできます。体力と時間に余裕のある方は挑戦してみましょう!(冬季凍結の時期は閉鎖)

浦山ダムでは、防災資料館及びダム内部を自由に見学できるように一般開放しています。
ただし、荒天時、その他ダム管理上必要な場合には、予告無くご利用を中止することがあります。

【堤体内部ギャラリー】
【エレベータ】
【浦山ダム防災資料館「うららぴあ」】
利用期間:年末年始(12/29~1/3)を除く通年
利用時間:9時から17時まで

浦山ダムの目的

1,洪水調節
浦山ダムでは、ダム地点の計画高水流量(およそ100年に1度起こりうる洪水の規模)1,000m³/秒のうち、890m³/秒をダムで貯め(洪水調節という)、ダム下流への放流量を110m³/秒に減らすことにより下流域の洪水被害の軽減を図ります。

2,既得取水の安定化、河川環境の保全
河川の流量が豊富な時にダムに貯留し、逆に不足している時にダムから補給することにより荒川沿川の既得取水(古くから取水されている農業用水等の取水)が安定してできるように、また河川環境の保全等のために必要となる流量が確保できるようにします。

3,水道用水
秩父市の水道用水として最大0.234m³/秒、埼玉県の水道用水として最大2.696m³/秒、東京都の水道用水として最大1.170m³/秒、合計4.1m³/秒の取水が可能となるようにします。これは一人一日当たりの平均水使用量を305リットルとすると、約116万人分の使用量に相当します。

4,発電
水力発電が、東京発電(株)により行われます。ダムからの放流水(最大4.1m³/秒)を利用して最大出力5,000kWの発電を行います。